夫(30代)が大腸がん?!

家族が突然がんになったら

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(26)手術日の夜が一番辛かった(私も夫も)

夫の大腸がんの手術が無事に終わり、
夫は看護師さんの目が届くHCUで一晩を過ごします。

私もなんとか家に帰って、夫のお母さんと電話で話し、
手術が無事終わった安心感でベッドに入ったのですが・・・

ふたりともそれぞれ地獄のような一晩になりました💀

 ・  ・  ・

まず私。まったく寝付けず。

夫は、手術のあとHCU(高度治療室)で過ごし、
経過が問題なければ翌日の午前中にじぶんの病室に戻ってきます。

スマホは病室の金庫に入れてあるので、
そのときまで、夫の様子を知る術がひとつもないのです。

そのことはわかっていたのですが・・・

手術後にHCUに運ばれていくときの、
めちゃくちゃ痛くて苦しそうなしかめっ面を思い出すと、どうしようもない不安に襲われました。

あれって普通なの・・・?
何かよくない兆候だったのでは・・・?

実は手術失敗してるとか・・・うまく行ってなかったとか・・・
万が一なにか起きたら・・・

様態が急変したりして、
万が一看護師さんが気づいてくれなかったら・・・

私が寝ている間に、
もし病院から電話が来たらどうしよう・・・
夜中に着信なんかあったら、心臓が止まりそう・・・

こうしてる今もずっと痛くて、
ずっと苦しんでたらどうしよう・・・

今まさに、大変なことになってたら・・・

・・・なんてずっと考えてしまって、ひとり布団の中で大号泣。
夫の大腸がんがわかって以来、初めてこんなに泣きました(笑)

しゃくりあげるくらい泣いて、泣き疲れてうとうとし、
また起きて大号泣して、うとうとして、を繰り返して一夜を明かしました💀

手術の日がこんなに辛いとは思っていませんでした・・・

無事に手術が終われば、ちょっとはスッキリした気持ちで過ごせると思っていたのですが、全然そんなことはなかったです😢

 ・  ・  ・

一方夫はというと、私の予感はあながち間違っておらず、
痛くて寝られない、つらい一夜を過ごしていました⚡

手術直後ってお腹を切っているわけなので、相当痛いですよね。

なので通常、「痛み止め」を用いてそれを抑えるはずなのですが、
夫、痛み止めにまさかのアレルギーを発症して、使えず。

くわしくはこちら↓の記事にも書いたのですが、
いままで薬にアレルギーなど全く経験がなかったのでビックリしていたら、
実は夫の家族も同じような症状が出たことがあると後日判明したという・・・

手術前、くれぐれもご家族にそういう経験がないか確認しておいてください😢

ともかく、夫の場合は、
注射で注入するタイプの痛み止めを打つと、全身に赤い発疹が出てしまい、
痛み止めは数種類あったみたいなのですが、結局いちばん効き目の弱い薬しか使えず。

ぜんぜん効かなくて、ずっと痛いまま苦しんで過ごしたそうです。

お腹を切って、大腸を切り取ったあと、痛み止めが効かないなんて・・・
一番痛いときだろうに、想像しただけで鳥肌が立ちますね・・・。

それって入院前の血液検査とかでわからないものなの?事前に防げたことなのでは?
という疑問(不信感)が若干あるのですが・・・

さらに問題は薬のアレルギーだけではなく、
HCUには複数の患者さんがいたみたいなのですが、めっちゃうるさかったそう😨

頻繁にナースコールを押しては痛い痛いとわめく人がいたそうで、
ずっと騒がしくて、痛みもあって、ほとんど寝られなかったみたいです。

手術のあとなんか、満身創痍の状態ですし、なにもかも忘れて死んだように眠るものだという勝手なイメージがあったので、
色々とショッキングな話でした。

 ・  ・  ・

私が寝れなかったのは別になにも問題ないのですが、
夫はそれからも、痛み止めが効かないことや、夜寝られないこと、術後の体調などでたいへんな日々がしばらく続きます。

次は、手術の翌日からの様子について書いていきます。