夫(30代)が大腸がん?!

家族が突然がんになったら

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(30)術後3日目①:くしゃみ&咳による地獄の激痛

いきなり蛇足ですが、
手術から○日とか、手術後○日目とかって、ややこしいですよね🤔

手術当日は手術して1日目、手術翌日は手術して2日目?

でも手術翌日って、「術後」で言うと1日目ですよね。
手術の翌々日は、「手術した日から数えると3日目」だけど、「術後でいうと2日目」になる・・・?

ちなみにこの記事で言う「術後3日目」は、
手術した日はノーカウント、手術の翌日が術後1日目、手術の翌々日が術後2日目と数えているので、

術後3日目=手術をした次の次の次の日です(笑)
「大腸がんを切り取る腹腔鏡下手術をしてから○日」という言い方をするなら、4日ですね。

ややこしい・・・

術後3日目の回復具合

この日は、朝からヒゲを剃ってコンタクトを付けられるくらいに回復!

なんてことない動作に聞こえますが、
これがベッドから起き上がってロッカーへ行き、荷物を取り出して、顔を洗ってヒゲを剃ってコンタクトを付け、荷物を片付けるという、
昨日一昨日の状態から考えると驚くような回復度合いなのです。

ふだんの生活に徐々に、しかし着々と近づけているのがうれしいです。

顔はきれいになったけど、
頭がくさすぎてヤバい、ワックス付けてるみたいになってる・・・とのこと。
手術の前の夜以来、文字どおり三日三晩お風呂に入れていないので、そりゃそうなりますよね💦

今日の夕方にはお風呂に入れるかも?とのことで、朝からワクワクしています。

術後3日目のごはん

食事が出るようになって2日目です。

昨日は重湯(米粒なしのおかゆ)でしたが、今日から固形の残る5分がゆに!
しかも昨日は重湯が200gでしたが、お粥の量が300gに増量!

しかもしかも!
昨日は流動食でしたが、ナスのお味噌汁、オムレツ、ブロッコリー、大根おろしの煮物など、
だんだん固形になってきた・・・!😆

さらに、昼にはタラのシチューや果物の缶詰、
夜にはひき肉(めちゃくちゃ細かい)と豆腐、皮なしの焼きナスが出るなど、
1つ1つは少量ですが、品数や食材のバリエーションも増えて、ごちろうになってきました!!

それだけで、夫の回復の指標になってる気がして、泣ける・・・
順調にいってるんだなぁ、とうれしい気持ちになります。

参考に、献立はこんな感じ↓

  • 朝:五分がゆ、ナスのおみそ汁、オムレツ、ブロッコリー、ケチャップ、大根おろしの煮物、牛乳
  • 昼:五分がゆ、タラのシチュー、白菜の煮もの、かぼちゃの裏ごし、缶詰の桃
  • 夜:五分がゆ、豆腐とひき肉あんかけ(めっちゃ細かい)、皮なしの焼きナス、ゼリー、葛湯

ただ、せっかくごはんがごちそうになっても夫は、
点滴で栄養をいれてるからか、みぞおちが痛いからか、あんまりお腹が空かないらしいです(笑)

点滴はけっこうな量を入れているようで、
体重測定の際、もう体重が戻ってきたと言っていました。

点滴ってすごい。

急にお金が心配に

手術の後、診察とレントゲンを何回かやったみたいです。

みぞおちの痛みはまだ続いていて、体勢を変えるたびに痛むそう。
相変わらず痛み止めは効いていない様子。

ここで夫が急に、
「レントゲンや、点滴や痛み止め打つたびに医療費が加算されていくのか・・・」と
お金の不安を口にし始めました💰

たしかに、今ごろ医療費がどうなっているのかちょっと心配・・・

事前にいろいろ調べて、
高度療養費制度や会社の補助(こちらの記事参照)で、50万や100万にならないことは理解していましたが、
ほんとに大丈夫なのか?なにか認識が間違ってたら?と、だんだん心配になってきます。

夫曰く、今季の会社の成績は(休んだせいで)期待できないからボーナスも下がるし、
一気に先行き不安に・・・

でも、
「世間のみんながみんなそんなんじゃ誰も生活できないから、なんだかんだでそこまで心配しなくていいはず!」
「いざとなったら親に頭下げてお金借りよう!✊」
と、極論を挙げてなんとか励まします。

(結果、後日書きますが退院時に支払ったのは10万円ほどで済みました☀)

くしゃみ・咳の痛み

歯磨きするとき、
喉が弱っているのか咳き込みやすくなったそうです。

そこで大変だったのが、
くしゃみや咳をするとお腹に響いて激痛が走るので恐怖💀ということ。

この日も「くしゃみが出て激痛で死にそうになった、涙出た」と夫は言っていました・・・

このお腹の激痛を和らげる方法がないかとネットで調べた結果、対処法が!

くしゃみや咳が出そうになったら、

  1. おなかの傷口を、両手でぐっと押さえつける(痛いけどがまん)
  2. 前かがみになって、身体を小さく丸める
  3. できるだけ小さなモーションでくしゃみ/咳をする

という感じでした。

腹筋と傷口が動かないように固定することをとにかく意識して、
傷を物理的に押さえる&衝撃を逃がすために身体を縮める
ことが有効なようでした。

・・・とは言っても、咄嗟にやるのは難しいですけどね😅
くしゃみはまだ予兆がありますが、特に咳はいきなり来ますからね。

ともかくも、このポイントを意識して、
あまり大きな動きにならないよう、お腹が動かないように、
気配を感じたら身体を小さくして傷口をぐっと圧迫してみましょう。

どこに何が入ってるかメモ

夫がだんだん元気になってくると増えるのが、
「靴下どこだっけ?」とか「アレはどこに入ってるっけ?」という質問。

動けるようになってくると、
「ちょっと寒いからあったかい靴下に変えたいな」とか
「ここにアレを置きたいな」とか
「そういえばあれ持ってきてたよな」とか、

そういうところに考えが及ぶようになって、
でも自分で荷物を広げて一から探す元気はないので、LINEで聞いてきます。

入院準備編で書いた「どこに何が入ってるかメモ」の重要性と、
さらにそれを自分でも把握しておいたほうがよさそうだなと改めて思いました。

入院前に、
「これはここに入ってるからね」「どこに何が入ってるかメモも入れておくからね!」と全部説明したのも、きれいさっぱり忘れているよう。
(予想通りです(笑))

ちなみに、靴下に関して、
冬場だったので寒いだろうと思い、長い靴下ばかり持って行ったのですが、
意外と部屋が暑くて、ちょっと熱っぽいせいもあってか、足に汗をかいてしまうそう。

なので、短い靴下(スニーカーソックス的なもの)もほしいと言っていました。
次に洗濯物を引き取りに行くときに、持って行くことにしました。

 ・  ・  ・

ちなみに、
動けるようになってきたので、ベッドの横にあるテレビに挑戦したそうですが、
ベッドとテレビのポジション的にめちゃくちゃ見づらくて、微妙だったとか😅

(病院で「テレビカード」を購入して、購入金額の時間分だけ見られるという、プリペイド方式です。)

画面が見えづらかったとしても、
音だけでも聞いて気を紛らわす・暇をつぶすことはできるので、コードが長めのイヤホンを用意しておくといいです。
(うちは100均で済ませたらコードが短すぎて、寝ながら使えませんでした(笑))

 ・  ・  ・

長くなるのでつづきます。