大病院で、がんの状態や手術について先生から説明を受けたあと、
引き続き入院の手続きを行いました。
どんな手続きをするのか?について簡単にまとめておきます。
※病院によって手続きは様々だと思いますが、ご参考までにお読みください^^
※また、コロナが結構ひどかった時期だったので、全体的にコロナ禍仕様でした。
コロナが落ち着いた時期だと、もうちょっと緩和されていると思います。
・ ・ ・
まずは先生が印刷した「入院計画書」という書類にサインしました。
その後、先生には「ありがとうございました&よろしくお願いします」を伝えて診察室を出て、「入院受付」という場所へ移ります。
入院に関する説明や手続きを一括で管理している部門です。
番号札を取って、呼ばれるまで待合室で待ちました。
まずは部屋を決める
病室は、無料の4人部屋~1日44,000円程の個室まで、種類は様々でした。
うちは無料の相部屋でいいや~と思っていたのですが、
「無料の部屋の空きがなければ、有料の部屋になる場合があります」と言われました。
(が、無料の部屋に無事入れました)
また入院受付のひとによると、コロナの関係で、
「ほんのちょっと熱が出ると、相部屋から強制的に個室に移動させられるので、個室があいていない場合もあります」とのことでした。
無料の部屋を希望しても、空いてなければ有料の部屋になるし、
個室を希望しても、空いてなければ相部屋になるよ。
ってことですね。
ちなみに無料の4人部屋と有料の4人部屋の違いは、
有料:入ると広い共有スペース?があって、その奥が病室。
無料:入るとすぐ病室。窓が道路に面しているのでうるさいかも?
とのことでした。
私たちの場合は、その程度なら~と無料部屋にしましたが、
どの病院でも、無料と有料の病室のちがいは確認しておいた方がいいかもしれないですね。
支払は退院時
入院・手術にかかるお金はいつ払うのか?については、
「退院時に請求のお知らせをお渡しします」とのことでした。
(退院が土日の場合は、受付が閉まっているから?その前の平日に)
支払いは、現金・クレジットカード・デビットカードが使えるとのこと。
(※もちろん病院に寄ります)
限度額認定証について
お金や補助についてはこちらの記事でもくわしく書いていますが、
1つめに登場する「高額療養費制度」という補助を”事前に”受けるためには、「限度額認定証」というものを取得する必要があります。
高額療養費制度とは、簡単に言うと、
年齢や年収によって1か月の医療費の負担が「〇円まででいいよ」という上限が決まっていて、それ以上は補助を受けられるのですが、
1:いったん全額払って、後から申請してお金を返してもらう
2:健保組合から「限度額認定証」を事前に取得して、限度額のみ払う
という2パターンがあるんですね。
私たちは限度額認定証を発行してもらう時間的余裕がなかったので、「いったん全額払って後から申請パターン」でいこうと思っていたところ、
入院受付で「現在はオンラインで限度額が確認できるようになったので、限度額までの支払いで大丈夫です」と言われました!
助かる~!便利な世の中~!と思いました(笑)
面会・お見舞いは禁止(当時)
「コロナ禍なので、面会・お見舞いはできないと思ってください」
と、すごくやさしい口調で言われてビクーッ!となりました・・・💀
いや、わかってはいたんだけど、やっぱそうなんだ・・・と。
病院のホームページにも書かれていたのですが、
・面会は、入院、退院、病状説明のときなど、病院から依頼した場合のみ
・原則家族ひとりだけ
・入院中の着替えなどはナースステーションで受け渡し、病室には入れない
とは言ってもここは病院なので、
基本的に外の世界よりも厳しめなルールになっていて致し方ないと思います。
※ただし、これはコロナ真っ盛りのころの話なので、
今現在はいろいろ緩和されて、面会もOKになっているだろうと思います!
病院のWebサイトに面会ルールなど記載されていると思うので、確認してみてください。
入院当日の手続きの持ち物
入院当日の受付で必要なものは、
・保険証
・診察券
・朱肉のハンコ(念のため?)
・誓約書
誓約書は、ちょっと何が書いてあったか忘れたのですが・・・💦
入院受付のひと曰く、
「医療費は後払いだが保証金などをお預かりしていないため、
お金の支払いに関する約束のようなものだと思ってもらえれば」と言われた記憶があります。
(退院時に本人が医療費が払えなかった場合にそなえて、保証人みたいな感じですかね)
署名する場所があって、
本来なら入院する本人と、本人以外の2名分の署名がほしいと言われました。
ご両親とか~と言われたのですが、実家が遠方すぎて会えない旨を伝えると、
私の代筆でいいということになりました。(義母の名前を私が代わりに書く)
・ ・ ・
また、入院に必要なものとして、
・常用薬
・滑りやすいスリッパやサンダル以外のくつ(履きやすい外履きでOK)
・洗面用具など必要なもの
これについては、
入院中に要るものを網羅した持ち物リストを作りましたので、そちらも参考にしてください!
単身の人はどうするのか?
タオルや着替えの交換に来てもらう人がいない場合はどうするのか?
と疑問に思いますよね?
その場合、タオルなど入院中に必要なものをレンタルできる専門業者が病院に入っているそうなので、
お金を払えばそこを利用することができるようです。
(病院によると思うので要確認です)
また私物洗濯サービスや、コインランドリーも院内にあり、
さらに、前もって入院の荷物を守衛室あてに郵送することもできるみたいでした。
ちょっと費用がかかっちゃいますが、
一人暮らし等で、自分で入院中の荷物や着替えをなんとかしなくちゃいけない・・・という人も、大丈夫ですね。
その他
●入院まで毎日、検温をしてくださいと言われました。
本来は入院前2週間らしいのですが、このときはもう入院日が近かったので、
今日から毎日測ってください、とのことでした。
(これはコロナ禍だったからかも?)
体温を記入する用紙もいっしょに渡されます。
●Wi-Fiは残念ながらこの病院には無かったです・・・
パソコン等を持ち込むなら、ポケットWi-Fiなども持ってきた方がいいと思います、とのこと。
これはどの病院でも事前に確認しておいた方がいいですね。
●手続きではないのですが・・・
入院当日は、手術前の大腸内視鏡検査を再度行うので、入院前日の夜19時以降絶食+20時に液体の下剤を飲む、ということでした。
・ ・ ・
入院当日のくわしい流れについては、別の記事にまとめます。
これも病院によってちがうと思いますが、入院当日ってどんな雰囲気・どんな流れなのかな~というのが気になる方は、参考になさってください^^